9月5日(水)
5時40分起床。(部屋には窓がないので、目覚ましがないと毎日不安です。)
朝は同室のSさんと一緒に動くのが定着してきた。

6:00 「朝のヨガ」
今日も満員で、ぎゅうぎゅう詰めの状態です。
先生もあまり厳しいことを言わず、初心者対応で指導してくれるので人気のようです。
2日目なので、動きも少し慣れてきました。(でも、やってると汗が出るのは同じ。)

6:55 ノルディックウォーク
こちらも2日目です。少々運動不足なので、「やれる人はどんどん行っちゃって下さい。」の言葉を背中に受け、講習は受けずに30分のウォーキング。ストックの使い方に難はあるけど、それは後日習うことにして、とにかく運動。

7:30 朝食 いつものパンと野菜と、卵料理。

8:00 ウクレレ練習
先生が「とにかくやってみるから付いてきて。」「コードを押さえるのは自分で練習しておいて。」と、けっこうスパルタで、全体としては超高速で進むも、ついていくのが大変。
うーん、まったくの初心者にはコードの自主練は厳しいかなあ・・・

明日は廈門に着くのでウクレレ練習は休み。
その分を午後4時に行うことに急遽決まる。
それまで自主練をする余裕は・・・はは・・

9時から10時まで空いているので、有料Wi-Fiを接続してみる。
(料金は2100円で100分です。)
パソコンはしっかりつながり、メールなども入ってきた。
でも、このサイトのページがどうしても立ち上がらずエラーの繰り返しに。
その間も時間はどんどん経過するので、あきらめました。
もしかしたら回線が混雑している時間帯だったかもしれません。
サイトの更新は、夜中に再挑戦してみます。

iPhoneは、まあまあ普通につながり、LINEで画像も送れたりします。不安定とは聞いてましたが、つながる時はつながるようです。

10:00 自主企画「ダイビング好き集まれ!」
ダイビングを趣味にしている人が集まって友達になるという企画。
ペーパーダイバーの私も、一応参加してみることに。
参加者は20人を超え、中にはかなりグレードの高いライセンスを持つ人も。
こちらは自己紹介のみ行い、終了。
モルディブで予定のない人は一緒にダイビングに行く計画も立てていて、楽しそう。
(私はしっかりツアーに申し込み済み)

11:40 スペイン語公開講座
申し込んでない人も参加可能な講座です。
スペイン語の有料講座を申し込んでいますが、こちらも参加。
本日の学習は「基本的な挨拶」と「出身を伝える。聞く。」と「お別れの挨拶」の3つ。
一応知っている言葉だけど、他の国の人と練習できて、ちょっと感動。

昼食は「スパゲティミートソース」学校給食っぽいのはご愛嬌。でも、かなりうまい。

ラーメンを食べてた隣のおじさんに「ラーメン、どうですか?」と聞いたら、「あんまり大したことない。熱いものもぬるいし、冷たいものもぬるいし、美味いといえるものはほとんどないな。」といいう返事。
確かに料理の質が全て上等とは言えませんが、私にはこれで十分です。できるだけ安い料金で若者が経験を積む船と考えれば、まあこれでいいのではないでしょうか。
上等な食事を期待したい人は、「飛鳥」にすべきかな。

話しかけるんでなかった・・・

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8階中央フロアでは、中国語講座がスタート。

13:30 寄港地「廈門」説明会
北京語と廈門周辺の言葉は違うということや、観光地の解説など。
でも、明日はツアーに入るので、あまり真剣に聞かなかった自分に喝!

続いてパスポートの受け取り。なんでも明日の入国審査は個人がそれぞれ行うということで、パスポートが戻されました。審査に時間がかかりそう・・・自由行動の人は、早く自由になりたいだろうな。

時間が空いたので、最上階のデッキで筋力トレーニングとストレッチ。
デッキで缶ビールを飲んでいたおじさんに声をかけたら、となりの県の方でした。住まいも近いので名刺を渡して、帰国後に会いましょうと約束。(こちらの名刺を渡しただけなので、連絡がくるかどうかは不明です。)

炎天下の運動は気持ちいいけど、750mlのボトルの水が切れたところで終了。
汗かいた・・・Tシャツはすでに3枚目です。

16:00 ウクレレ練習会
突然の練習会開設で、予定していた「折り鶴プロジェクト」の講演をパスして行く。
今回も初めて参加の初心者がいて、ぐいぐい進む練習についていけない様子。全体練習後、初心者組でコードの自主練習。できる範囲でなんとかフォローしていこう。
脱落者がいないことを願います。

19時に夕食を摂り、夜は洗濯物を出す準備と、明日の中国への入国準備。
その後、「居酒屋波へい」でおじさん5人で軽く酒盛りをして、本日はおしまい。

明日は最初の上陸です。わくわくします。

横浜港を出発して5日が過ぎました。
たった5日なのに、随分長く感じます。

旅行の時は、いつも感じることです。
非日常の毎日も、それを重ねているうちにいつしか日常になっていく。
つい数日前に始まったことなのに、この生活がずーっと続いていて、これから先もずーっと変わりなく続くような感覚。
これは、自転車での旅でも、すこし長いランニングでも感じることです。
この感覚、好きです。

あまり積極的に声をかける人間ではありませんが、それでもたくさんの個性ある人と話ができました。仕事をリタイアして参加したおじさんの話もおもしろいですが、若い人が面白いです。独立して投資会社を経営してる人や、テレビ局の下請けカメラマンだった人、マジシャンもいました。

いろんなこだわりや目的を持って参加している若者が、数百人集まり、交流しているわけです。人生の大きな宝になるでしょう。

思えば、自分が20代のころ、ピースボートはできたばかりで、私はその存在に気づきませんでした。違う世界の人との交流は、自分の足でつかむのが常識でした。
だから、旅をしました。
昔は北海道に行けば、たくさんの若者と出会ったものです。
(きっと今も同じかな?)

ピースボートは、そんな地道な交流が一気にできてしまう異空間。
お手軽といえばその通りですが、こんな良いチャンスがあるのなら、生かすべきです。

ここに参加している若者が、とってもうらやましい。そんな感慨にふけってしまう、おじさん世代の私です。

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